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執筆者の写真shinanokizaki

登山入門の読図体験講座

~地図を読み、山に登ってみよう~


 信濃木崎アウトドアステーションの第一回講習会「登山の読図体験講座」を開催いたしました。今回は2日の講座を計画しましたが、土日2日参加、日曜1日参加の方がおられたため、以下のスケジュールで天候を見ながら講座を進めました。



6月25日(土) 

講師 中村和義(前長野県山岳協会指導委員長)

・机上ショップ談話コーナー

・読図実技 鷹狩山周辺

 受付   9時半~ ゆ~ぷる木崎湖 信濃木崎アウトドアステーション

 机上講習 10時~12時、講習後昼食 

 読図実技 13時~15時 鷹狩山


6月26日(日) 

講師 中村和義(前長野県山岳協会指導委員長)

講師 廣川健太郎(東京都山岳連盟副会長)

・机上ショップ談話コーナー 

・読図実技 午前 居谷里山周辺 午後 霊松寺周辺

 受付   9時半~ ゆ~ぷる木崎湖 信濃木崎アウトドアステーション

午前 机上講習 10時~12時          1日参加者

   読図実技 10時~11時半 居谷里山縦走  2日参加者

午後 読図実技 12時半~14時 霊松寺周辺   全員

<机上講座の概要>

1 地図とはそもそも何でしょう

2 登山に使える地図を知る

3 【1:25,000地形図】を使う理由

4 なぜ登山に地形図が必要なのか

 ①計画を立てる  ②行動時の現在地目的地の確認

 ③振り返りで学びを確実なものとする

5 登山に地形図を使う前の準備と学ぶべき知識

 ①方角 真北と磁北、 

 ②地図を読むための基本 

  1)記号、2)等高線、3)地形、4)

 ③地図と合わせて使うコンパス

6 登山計画書を作ってみる


<読図実技各コースで学んだこと>


1. 鷹狩山下部 25日午後

  • 登山道を外し、右側の沢に沿って入り、左へ登山道にもどるコースを取りました。沢、そして沢から尾根に戻る際の周辺の地形を読図し、進行方向を確認しながら読図行動しました。

2. 居谷里山縦走 26日午前

  • 中部電力の鉄塔巡視路から居谷里山南峰(仮称)へ踏み跡を辿り、いったん林道に出てから踏み跡沿いに居谷山に登り、さらに910mの北峰へ縦走し、最後は再び鉄塔巡視路から稲尾神社へと下山しました。

  • 踏み跡、巡視路、林道、踏み跡、巡視路と地図上で確認できるところ、できないところが混在する複雑なコースを2万5千分の1図と磁石、スマホGPSを利用し、スマホアプリに軌跡を記録し、ポイントをマークする練習をしてみました。

3. 霊松寺周辺

  • 霊松寺へは古い参道跡がありますが、現在一般登山道ではないものの、踏み跡が付けられています。

  • 登りは市民の森の南側の沢をいったん確認してから左側の尾根を二手に分かれて読図をして地形と照合しながら霊松寺の前山860mを経由して霊松寺へと上がりました。

  • 後半は車道に出てから出だしがいったん尾根上ですが、斜面に入り、古い参道に合流するコースを現在地を確認しながら下りました。

  • 登り下りとも地形図で地形と現在地を読み取り、磁石で進行方向を確認しながら行動する基本を学びました。

読図実技は降雨の時間予報を見ながら行動の開始時間、終了目処を決め、本降り

に合わずに終えることができました。

参加された登山部の皆さまお疲れさまでした。




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